北日本旅行記② ~第一部・北海道編Ⓑ~
8/24(4日目)
特急「宗谷」
今日は一路稚内まで飛びます pic.twitter.com/5C8tz9pBfq
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月23日
3泊4日お世話になったホテルを飛び出し、特急宗谷号で一気に稚内へ。使用している車両が古めのため座席はちょっとアレだったのですが、それでも十分快適な5時間10分でした。ちなみに、同じ時間で新幹線ならば鹿児島中央から名古屋や新大阪から盛岡まで移動することができます。そういえば、「4時間の壁*1」なんて用語もありますが、新千歳~稚内便とJR北海道、どちらが優勢なんでしょうね?
もはやデブ活とかいう次元ではない pic.twitter.com/z34MdnSBlv
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月24日
朝早くに札幌を出たはずが稚内に着くころには昼過ぎ。取り敢えず腹ごしらえを…と入った店の目玉商品がこの巨大バーガーで、ビッグマック3~4個分のインパクトがありました。観光バスの出発時間に間に合うか不安でしたが、本体が美味しい&味変要素たっぷりだったおかげで難なく完食。余裕をもってバスに乗り込みました。
稚内観光
稚内市北方記念館より、市中心部を望む pic.twitter.com/brtV8QwERv
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月24日
観光バス最初の行き先は稚内市北方記念館。市中心部から西に離れた、小高い丘の上にある展望台付き博物館といった佇まいで、稚内市の発展や樺太の探検・開拓の歴史を学べました。画像は展望台から稚内市を一望したものです。
もっと速いのが撮れました pic.twitter.com/BE4JQWhyVa
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月24日
北方記念館を発ち、宗谷岬へ向かいます。オホーツク海沿岸のこの辺りは年中風が強いらしく、風力発電機が丘の上や海沿いにずらっと並んでいました。
宗谷岬と野寒布岬
流氷溶けて 春風吹いて
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月24日
ハマナス揺れる 宗谷の岬 pic.twitter.com/nU5hW77E2C
バスに揺られること約1時間、ついに本土最北端の地・宗谷岬に到着。ツイートは歌謡曲『宗谷岬』の歌詞で、近くの石碑に3番まですべて彫られていました。常時強い風が吹いていて、風力発電にもってこいの土地であることを実感しました。
野寒布岬にて、イルカの像と利尻富士 pic.twitter.com/xqKKzXbh2p
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月24日
宗谷岬を後にし、今度は稚内市の左上に位置する野寒布(ノシャップ)岬へ。ちなみに、よく似た名前の納沙布(ノサップ)岬は根室にあり、本土最東端の地として有名です。ここに着くころには日没時間が近づいており、きれいな夕焼けを観ることができました。流石Google Mapに「夕日を眺める景勝地」と書かれているだけのことはありますね。
観光バスでの4時間はあっという間に過ぎ、駅前に帰還。この日泊まった宿には扇風機しかありませんでしたが、それでも汗をかかない程度には涼しかったです。
8/25(5日目)
出港と受難
早朝から利尻島へ行くフェリーに乗ります。この島の造りは大変分かりやすく、利尻富士を中央にほぼ円形の島が形成され、その沿岸部に道路と集落が存在しています。という訳で、前もって調べておいたレンタサイクルで島を一周するつもりだったのですが…。
クロスバイクを借りられると思ってたらママチャリしかないとか言われてキレかけましたが、なんとか利尻の景勝地が一つオタドマリ沼まで来ました pic.twitter.com/5YFQuT3PCU
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月25日
なんと朝一の便で来たにもかかわらずマウンテンバイク(ツイートデではクロスと勘違いしています)が売り切れ(というか修理中)とのことで、今更引き返したりバスに頼るわけにもいかず仕方なくママチャリをレンタル。幸い、3段変速がついていたおかげで多少は楽に登坂できました*2。沓形港(12時)を出発し、左手に見える海の景色を楽しみつつひたすら漕ぎ続けること90分、一つ目の目的地・オタトマリ沼(5時)に到着。あいにくの傘雲で利尻富士の天辺は見えませんでしたが、雄大な自然*3に感動していました。近くの売店で買ったはまなすソフトで火照った体を冷やし、サイクリングを続けます。
非常に冷たくて、非常に美味しい pic.twitter.com/fNtOnZpg5Y
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月25日
相変わらず急な坂だらけで体力をゴリゴリ削られましたが、40分ほど走ったところで麗峰湧水(7時)を飲んで被って回復。名前の通り利尻山からの雪解け水を引いているらしく、氷水のような冷たさでした。
通り雨
死にそうな脚に鞭打ってさらに走ること約50分、利尻島で2番目の街・沓形(9時)に到着。計画通り昼直前に到着し、名産である利尻昆布からふんだんに出汁を取って作るという醤油ラーメンをいただきます。この時、当初の計画から遅延していないにもかかわらず頭の中はフェリーの時間でいっぱいだったせいで、十全に味を楽しめなかったのが心残りではあります。それを差し引いても美味しかったですが…。
「利尻らーめん味楽本店」で焼き醤油らーめんをいただく 利尻昆布から出汁を取っているらしく、非常に美味 pic.twitter.com/hFFyNC0jK7
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月25日
さて、エネルギーを補充したところで再び走り始めます。これまでと比べると坂も少なめで気楽*4に進んでいたのですが、11時のあたりで通り雨に遭い全身びしょ濡れに。幸い10分ほどで過ぎ去ってくれたので遅れは出ませんでしたが、これが地味に尾を引くことになります。
苦節5時間、なんとか間に合いました pic.twitter.com/v5fjuLJgB9
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月25日
帰札
フェリーの出港は14:25だったのですが、1時間ほどの余裕を残して鴛泊港に帰還。こんなことならもっとゆっくりラーメンを味わっておくべきだった…と若干後悔しつつ、近くの直売所で土産を買ってから乗船手続きをします。高々50kmといっても、坂だらけの道をママチャリでサイクリングするのはハードで、船の中ではぐっすり眠りこんでしまいました。
さらば稚内、またいつの日か来よう pic.twitter.com/sbei5zQ5lX
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月25日
稚内港から駅まで移動し、カフェで17:46発の宗谷号を待ちます。この頃から札幌に着くまで結構体が熱くなっていて、すわク感か⁈と戦々恐々でしたが、一晩寝たら治りましたね。どう考えても雨で濡れた体を拭かず(拭けず)にフェリーで寝ていたのが原因です本当にありがとうございました。
北の大地ではGPSが役に立たないので、列車の速度を概算するためにメトロノームアプリを使ってます pic.twitter.com/GbvXlXm7JN
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月25日
普通列車の遅延のあおりを受け、約13分遅れて札幌に到着。ホテルに着いたのは23:30頃でした。上のツイートですが、大体のロングレールでない路線は25mごとに通過音がするので、その間隔を測れば大体の速さが分かります。秒速25m=時速90kmなので、(列車の速さ)=1.5*(BPM)という関係式が成り立ちますね。例えば、上の画像では(速さ)=1.5*(BPM)=1.5*80=120km/hといった具合です。
北日本旅行記③ ~第一部・北海道編©~ に続きます。次の記事で北海道編は最後になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
北日本旅行記① ~第一部・北海道編Ⓐ~
いよいよ旅の仔細を綴っていきます。この旅行の発端については前回の記事をご覧ください。
8/21(1日目)
関西脱出
如何に乗り鉄といえども、大阪から北海道まで鉄路のみで行くのは骨が折れ*1ます。今回はPeachにお世話になりました。6時前に家を出たのに気温はすでに30℃を超え、最寄駅に着くころには汗ばんでいましたね。
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月20日
Peachといえば、乗客がCAに危害を加えたとかで関空行きの便が新潟に緊急着陸した事件は記憶に新しいですが、私の搭乗した便は(当たり前ですが)トラブルは一切なく新千歳に到着しました。座席も下が空いてるおかげで足を伸ばせて別段きついということはなかったです。
小樽観光
涼しすぎワロタ pic.twitter.com/XfaKDGiHll
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月21日
はい。『雪国』のようにはいきませんが、飛行機を降りるとそこには「秋」がいました。単純なのでこの時点で私のテンションはMAXです。受託手荷物を受け取り、券売機で前もって予約しておいた快速エアポートの指定席券を発行します。特急普通車よりも広いくらいの座席を小樽までじっくり堪能しました。
このアングルで分岐器観察できるの最高 pic.twitter.com/o3y6whigVF
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月21日
昼食をとって小樽市総合博物館に向かいます。普通ならバスを利用するところですが、折角なので旧手宮線跡を歩いていきます。路線としては1985年に廃止されていますが、その当時の配線をほぼ維持したまま現在まで残されており、安全に鉄骨渡り*2をしたり線路に侵入するDQNのふりをしたりと非常に楽しい場所ですよ。
小樽総合博物館、鉄道建設の視点から北海道の開拓史を学べて中々良かったです pic.twitter.com/oGSG64O5Dc
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月21日
総合といいつつ中々鉄分多めの博物館で、鉄道黎明期の様子を窺い知ることができました。画像の『鐡道競争すごろく』は桃鉄の原型のようで非常に興味深かったです。Twitterにこそ上げませんでしたが、国鉄型車両も多数展示されていたのでお好きな方は是非。SL体験乗車はク感のせいで叶いませんでした…無念。
札幌ラーメン
し ん し ん デ ィ ナ ー
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月21日
ELCASの同期といっしょ pic.twitter.com/hEqDRC7bRO
かれこれ3時間ほど展示を楽しんだのち、札幌に戻って知り合いの北大生と合流。代理購入してもらっていた「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」を受け取るついでに、一押しのラーメン屋を紹介してもらいました。王道を往く味噌ラーメンで、非常に濃厚で非常に美味しかったです。やや高め(900円)ですが、札幌にお越しの際は試してみてください。
この綺麗な部屋に朝食バイキングまでついて、3泊3800円は価格破壊が過ぎる pic.twitter.com/FiB2uUH1pY
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月22日
知り合いと別れ、3日間お世話になる「コンフォートホテル 札幌すすきの」へ。ぶっちゃけ今回の旅行でこのホテルの部屋が一番良かったです。その上朝食までついてきて「この神は?」ってなりましたね。ちなみに、ここともう一つのホテルでサッポロ夏割キャンペーンとかいう頭の悪い(誉め言葉)システムが炸裂したおかげで、5泊の合計が5800円(割引額25000円)という訳の分からない状況になりました。
8/22(2日目)
異邦人としての感傷(干渉?)
2日目は室蘭観光をしようとまでは決めていたのですが、都合の良い特急が7:30発の次は11:20発までなく迷っていました。…が、前日寝不足気味だったこともありおとなしく惰眠を貪ることに決定しました。
地下鉄など市民の足にstrangerとして乗れば、あやしうこそものぐるほしけれ。
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月22日
ところで、私は旅行先の地元民の足(特急とかではなく)を使うとき、よく「ああ、一生でこの人たちと同じ空間にいるのは今だけなんだろうな、もう二度と交わることはないんだろうな、同じ日本に住んでいるというのに」といった感傷に浸るのですが、皆さんはどうですか?
特急「すずらん」
北海道2日目は室蘭です(色々隠れてなかったので再投稿) pic.twitter.com/SWaNeYU3rm
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月22日
感傷もほどほどに、札幌駅で指定席券を発行してもらいます。この列車の指定席は「uシート」といって自由席より少しハイグレードになっており、ヘッドレスト(枕)やコンセントがついて快適な1時間半でした。
突如現れたデゴイチ&工具アート&白鳥大橋 pic.twitter.com/MRUEJeUEBZ
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月22日
駅に着くまで現地での計画を決めるのを忘れていたので、バス時刻表の回収も兼ねて取り敢えず観光案内所へ。旧室蘭駅を改築したとかで、横の広場にD51が保存されていました。20分ほどバスに乗って「道の駅 みたら室蘭」に到着。4枚目の写真はそこで撮ったものです。
昼食はいずれも室蘭名物のカレーラーメン・やきとり(大嘘)(←とりと言いながら豚肉を使っている)です
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月22日
デザートはうずら卵を使ったソフト pic.twitter.com/007A9pFfrc
私は海鮮系がてんでダメで、そのせいで多くの観光地で悲しい思いをすることになる*3のですが、ここ室蘭はそんな私にも優しい土地でした。戦時中このあたりで養豚が奨励されたことが、豚肉なのにやき「とり」を名乗る一因のようですね。
室蘭八景
室蘭八景が一つ「金屏風」 pic.twitter.com/HOaGSeoiH0
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月22日
道の駅を後にし、今度は40分ほどバスに揺られて「室蘭八景」の一つ「地球岬」を目指します。最寄りのバス停から1.5km程の急坂が続き、涼しい(24℃)のにも拘らず汗が噴き出してきました。上はその道中にあった「金屏風」です。朝日が当たると金色に輝くらしいのですが、生憎夕方だったためただのいい感じの岩でした。
室蘭観光の最後は同じく八景が一つ地球岬でした
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月22日
まさに一面に広がる青 pic.twitter.com/tTZJbuZYGK
金屏風を後にし、更に登っていよいよ目的地の地球岬へ。ここは室蘭半島の南端に位置していて、天気が良いと渡島半島が肉眼で見えるらしいです。実際、(写真ではわかりにくいですが)1枚目の右奥に山のようなものがあります。夕日が海に反射して、アニメの一場面を切り取ったような風景でした。
ABC176
北の大地からABC参加するよ〜ん pic.twitter.com/iDTaRXp9ha
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月22日
ホテルに戻ってからはこんなこともしていました。結果はレート-10でした。
8/23(3日目)
札幌市時計台
残念スポットとして名高い札幌市時計台 pic.twitter.com/kSQJXsgPZn
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月23日
3日目は虚無を生成していました。より正確に言うと、地下鉄や室蘭本線の乗りつぶしをしていただけで、これといった観光地に行かなかったんですね。時計台ですが、建物内部の展示は結構充実していたので、「残念名所」は少々言い過ぎな気もします。
室蘭本線乗りつぶし
室蘭本線の一番面倒な部分(岩見沢〜苫小牧)をしばきに行く pic.twitter.com/QR8kRncckg
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月23日
札幌から特急「ライラック」に一駅乗って岩見沢へ。ここから北海道に来て初めての気動車に乗ります。同じローカル線でも、北海道は遠くまで視界が開けているのが特徴的ですね。
どんなときも 私らしく
— МЦБР (@Pajrango) 2020年8月21日
smiling 過ごしたいな
梢からは木漏れ日 エメラルドGarden
こんな時間 大切だね
一人の tea break
いつのまにか 気持ちリニューアル
私が私でいるための lilac time pic.twitter.com/Dtqe1EgKeS
ライラックといえば、これは初日札幌駅でたまたま停車していたライラック号とデレステAR機能を用いて相葉夕美(ソロ曲の曲名が『lilac time』)を一緒に収めた写真なんですが、あんまりウケなかったのでここで供養しておきます。
もいわ山ロープウェイ
札幌に帰ってきてから乗る予定だったのですが、ク感&乗車無料キャンペーンにより入場制限がかかり、あえなく撤退。この後も札幌にいる間はチャレンジしたのですが、とうとう乗ることは叶いませんでした。来年こそは乗ってみたいですね。
北日本旅行記② ~第一部・北海道編Ⓑ~ に続きます。長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
北日本旅行記⓪ ~出発前夜~
免許合宿中ではありますが、そろそろクソボケ感染症の時効が来るので記事を投下しようと思います。この記事はタイトル通り旅行出発までの経緯を記したものなので、旅行の内容だけ読みたい!という方は次の記事からどうぞ。
クソボケ感染症の流行
皆さんご存じの通り、今年1月末から流行が始まったなんとは言わない病によって私たちの生活様式は一変しました。旅行を趣味とする人間にとって、移動が悪といわれる日々は悪夢というほかありません。最も、報道によるとこの4連休は高速道路・鉄道ともに混雑しているとのことで、少しずつ「日常」が戻りつつあるようです。喜ばしいことですね。
春インカレの中止
時期は今年の3月に遡ります。自己紹介にも書いてある通り、私はコントラクトブリッジ*1クラブ(サークル)に所属しており、例年であれば年2回東京に集まって他大生との交流をしているのですが、ク感*2のせいでこのインカレが吹き飛びました。このついでに行く予定だった水戸・仙台・札幌への旅行も吹き飛び、キチゲ*3が溜まっていったのでした。
gotoトラベルと愉快な仲間たち
そんなわけで鬱々とした前期を過ごしていたのですが、7月に転機が訪れます。この時既に発表されていたgotoトラベルキャンペーン(以後、後藤cpとします)に加え、JR北海道が「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」なるヤバい(語彙力喪失)切符の販売を発表しました。さらに8月に入ると「サッポロ夏割キャンペーン*4」や「Stay.ゆざわキャンペーン*5」など各自治体が次々と独自のキャンペーンを張るようになりました。これらのcpに加え、ク感がある程度収まってきた*6のを受けて、一大旅行計画が始動したのです。
秋インカレの中止と旅行計画の長大化
私個人で旅行する分にはそこまで世間様の顔色を伺う必要はないのですが、何十人もの団体ではそうはいきません。9月に開催されるはずだったコントラクトブリッジの秋インカレも吹き飛び、愈々貯金の全額を旅行に突っ込める条件がそろってしまいました。
元々1週間ほどかけて北海道から東京へ南下する予定だったのですが、前述のcp等もあり19日かけて北海道~東北を練り歩く*7旅行計画が出来上がったのです。
北日本旅行記① ~第一部・北海道編Ⓐ~ に続きます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ABC179に参加しました
先週の記事で”この先3週間はABCなさそう”などとほざいていましたが、今週も開催されました。Atcoderさんありがとうございます。
結果
取り敢えず結果を載せます。
PajraさんのAtCoder Beginner Contest 179での成績:1625位
— MTBR (@MTBR_KH131) 2020年9月19日
パフォーマンス:1268相当
レーティング:667→749 (+82) :)
Highestを更新しました!#AtCoder #ABC179 https://t.co/RJCmFZzkid
ABCEの4完で初の水Perf&初のEコンテスト中AC、ということで大変喜んでおります
次回もこの調子で行きたい
全体の感想
先週に続き4完、それもEを通したことでパフォーマンスが大幅に上がり、念願の水Perfを叩き出しました。8月いっぱい冷えていたせいで夏休み中の入緑は無理かと思っていましたが、この流れに乗って一気に到達したいところです。
A問題
与えられた文字列の最後の文字がsならesを、それ以外の文字ならsをの最後尾に付加して出力せよ、という問題です。strlen()などを利用しての長さを取得し、最後尾の文字によって条件分岐させればよいですね。
B問題
2つのサイコロを何回か振って、ゾロ目が3回連続で出たかを判定する問題です。フラグ用変数を用意しておいてそれが3になった瞬間Yesを出力、最後まで3にならなければNoを出力すればいいですね。ところでタイトル「Go to Jail」の元ネタはモノポリーでしょうか、コンテスト中にクスリとしました。
C問題
与えられた自然数に対し、を満たす自然数の組み合わせを求めよという問題です。と考えると、が未満の時は一意に定まるので、に対してが何通りの値をとれるかを数えればよいですね。
D問題
初見では全く分からずE問題を解いてから帰ってきて、動的計画法を使うのかな?と思いついたのですが時間計算量が巨大になってしまったため断念。解説を読んでもよくわからないので要勉強ですね。
E問題
この手の問題は過去問でも何回か見かけていたので、すぐに「余りがループするやつだ」ということは分かったのですが、そこから実際にコードを書くのに一苦労しました。現時点ではACしただけで万々歳ですが、いずれは手際よく書けるようになりたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「どこでもドアきっぷ」活用案
前回の記事で軽く触れた「どこでもドアきっぷ」ですが、最大の難所たる「2人以上で同一行程での利用」という条件さえ満たせば非常にお得な切符であることは事実なので、最低限の観光*1をしつつ乗り潰せるルートを考えてみました。ただし、新大阪発着とします。
購入するきっぷのタイプ
どこでもドアきっぷには使用開始日や適用路線の違いでいくつかの種類がありますが、今回は土休日開始、3日間JR西日本・四国・九州全線利用可能、グリーン車指定席を6回まで使えるタイプのもの(23000円)を利用したいと思います。ぶっちゃけ普通車指定席でもいいんですが、同じようにどこでもドアきっぷを利用する人と鉢合わせたくない(車内を広々と使いたい)のでこのタイプにしました。これで少なくとも子連れは回避できます*2。
行先の決め方
この段落はオチだけ知りたい方は飛ばしていただいて大丈夫です。今回のルートを選定するに至った理由を下に述べていきます。
さて、折角西日本全体を移動できる切符を購入するのですから、四国か九州のいずれかは訪れたいというのが自然な感情です。ここで、JR四国・九州がそれぞれ発売している自社管内用のフリー切符を見てみましょう。
- 「バースデイきっぷ」:誕生月に限り発売、3日間特急グリーン車指定席まで乗り放題で13240円、特急自由席まで乗り放題で9680円
- 「若者限定四国フリーきっぷ」:25歳以下に対し通年発売、3日間特急自由席まで乗り放題で9980円
- 「みんなの九州きっぷ」:今年の12/23まで発売、2日間特急・新幹線自由席まで乗り放題。北部九州版(おおむね熊本~大分まで)が5000円、全九州版が10000円
以上のように、(ここに挙げたものが全てというわけではありませんが)優等列車を利用できるタイプのフリー切符は四国のほうが充実しています。というわけで、今回のプランでは九州、それも南部をメインに回ることにしています。
具体的な乗りつぶしプラン
お待たせしました。3日間の行程を書いていきたいと思います。なお、旅程は
出発時刻 列車名 発駅→着駅 到着時刻 といったスタイルで書くものとします。
1日目
6:00 みずほ601号 新大阪→小倉 8:11
8:33 にちりんシーガイア7号 小倉→宮崎 13:10
14:40 普通乗り継ぎ 宮崎→油津→志布志 17:27
17:58 普通・特急乗り継ぎ 志布志→南宮崎→宮崎 20:40
「最低限の観光」と言いつつ1日目は早朝から乗ってばっかりです。途中宮崎駅で1時間半ほど乗り換え時間があるので、その時少し外をふらふらする程度でしょうか。まあアレです、盲腸線*3は乗れるときに乗っておきたいということです。
2日目
12:26 きりしま11号 宮崎→鹿児島中央 14:28
17:12 普通乗り継ぎ 鹿児島中央→指宿→枕崎 19:58
午前いっぱい宮崎(市)の観光時間としています。駅レンタカーもありますし、下調べさえしっかりしておけば十分に楽しめるでしょう。鹿児島(市)でも3時間弱取っていますが、少々厳しいかもしれません。
3日目
7:35 普通 枕崎→開聞 8:26
14:15 普通 開聞→指宿 14:44
15:05 指宿のたまて箱6号 指宿→鹿児島中央 16:00
18:04 みずほ612号 鹿児島中央→新大阪 21:47
皆さんお気付きの通り、3日目のメインイベントは開聞岳登山です。観光サイトによると所要時間が4~6時間なので、5時間50分ー(駅~登山口往復)40分=5時間10分でまあセーフ*4といったところです。指宿からは観光特急に乗り、みずほで新大阪まで一気に帰ります。
どれくらいお得なのか
では、今回の旅行ではまともに切符を買うのに比べてどれほど「お得」だったのでしょうか?実際に正規料金を料金別に計算してみましょう。
- 乗車券:新大阪→志布志(12980)+志布志→宮崎(2170)+宮崎→枕崎(4400)+枕崎→新大阪(13310)=32860円
- 特急券:新大阪→小倉(4960)+小倉→宮崎(1680)+宮崎→鹿児島中央(1250)+指宿→鹿児島中央(1160)+鹿児島中央→新大阪(9460)=18510円
- グリーン券:新大阪→小倉(5720)+小倉→宮崎(2570)+宮崎→鹿児島中央(1600)+鹿児島中央→新大阪(10070)=19960円
- 総計 32860+18510+19960=71330円
というわけで、71330-23000=48330円、得をしていることになります。
深夜テンションで1時間ほどで組んだ工程なので改善点はある*5と思いますが、一例として挙げておきます。もしこの記事を見て実際に行ってみたよ、という方がいらっしゃればぜひ感想をお聞かせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
免許合宿記②
JR西日本が発売するという「どこでもドアきっぷ」ですが、なぜお一人様*1お断り仕様にしたのでしょうね。新幹線等の空き具合を見ている限りでは、発売しても一般利用者を圧迫するほどではないように思えますが…。それはさておき、今日で学科の全授業を受け終わったので一区切りとしてその様子を書いていきます。
学科の感想
前書きの通り、第一段階*2の内容を一通り教わりました。当面、明後日の効果測定テスト*3に向けて勉強することになります。
内容については相変わらず基本的な交通法規を学んでいくという感じです。まだ碌に勉強できていませんが、それでも自転車に乗るときの周りへの気の使い方が変わったように感じます。あらゆる場面で知識は人生を豊かにしますね。
技能の感想
今日で教習を6時限(第一段階で必要なのは12時限)受け終わりましたが、調べたところ一通り修了検定までの内容を終わらせた*4ようです。とはいえ、課題は山積み(特に進路変更)なので残りの6コマ(みきわめ*5があるので実質5コマ)で改善していきたいですね。
こんなに難しい操作を世の運転者は日々こなしている(時には悲惨な事故も発生しますが)のかと思うと、唯々驚嘆するばかりです。
朝の体温
御多分に漏れず、ク感のせいで私の泊まっている寮でも毎朝体温測定を要求されます。それで気が付いたのですが、どうやら自分は朝方だと35℃前半しか体温がないようです。調べてみたところ36℃を割ると「低体温」らしく、免疫などに不安が残るとのことで非常にビビっています。何とか改善する方法はないものですかね…?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
免許合宿記①
今まで免許取得をサボってきた*1私ですが、今日から17日間*2広島は福山の自動車学校にお世話になります。
現地まで
新大阪から福山までさくら551号に乗って現地に乗り込みました。新幹線の普通車といえば1列で2+3席が基本*3なのですが、山陽新幹線の列車種別のうち「さくら」「みずほ」だけは普通車指定席でも2+2席(自由席は2+3席)になっており、非常に乗り得な列車です。なんといっても座席が広い!しかもテーブルや肘掛などは木目調になっており、上質感あふれる車内となっています。
皆さんも中国・九州地方にお越しの際はぜひ「さくら」「みずほ」を利用してみてください。それにしても、新幹線って速いですねぇ...普段在来線ばっかり使っていると特にそう感じます。なんか気が付いたら岡山県で、もちろん素晴らしいことなのですが味気ないなあ、という感じでした。
なぜ合宿にしたのか
このご時世ですから、クソボケ感染症*4にかかった時のリスクヘッジとして通いのほうがいいのでは?と思う方もいると思います。実際FFで免許を取らんとしている人の殆どは通いにしているみたいですが、そんな中でわざわざ合宿にした理由は単純です。
金です。
学校にもよりますが、合宿は通いに比べて5~10万円ほど安いうえに食事がついてきます。なぜ宿舎まで用意する必要がある合宿のほうが安くなるのか全く理解できませんが、事実として安いので仕方ありません。まあ健康な大学生がそうそうク感*5にかからんやろwという楽観で生きています。
学科(座学)の感想
完全にアレです、高校の家庭科。まじめに取り組めば人生に役立つけど、とにかくかったるいという何とも困った科目*6でしたね。とはいえ、家庭科よりも他人の生死に直結するのでちゃんとやらなきゃなぁ…という感じです。
技能(実技)の感想
入校初日ですがいきなり2コマの実習がありました。ふんわりアクセル&ブレーキが結構難しいなぁという印象。あと内輪差のせいで後輪が縁石に乗り上げたりとか。時代によるものなのでしょうが、両親から聞いていたような横柄な教官には今のところ当たらずに済んでいます。どうか明日も平穏に終わりますように…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。